オリンピック大会7日目

プルシェンコのドラマ…

2月13日木曜日、ロシアチームは、リュージュのチームリレーで銀メダル、バイアスロンの男子20キロ個人で銅メダルを獲得したが、男子フィギュアスケートのエフゲニー・プルシェンコは、腰痛のためシートプログラムを棄権し、ファンは大ショック、館内から悲鳴が上がった…。=ロイタ通信撮影

 2月13日は、六種目で決勝が行われた。
 スケートのショートトラックは、三種目が行われた。男子リレー5000メートルで、ヴィクトル・アン(アン・ヒョンス(安賢洙)を中心としたロシアチームは、準々決勝を首位で通過し、準決勝でも中国とイタリアを抑えて一位となった。強豪のカナダと韓国は、選手の転倒が響いて姿を消し、2月21日に予定されている決勝は、ロシア、米国、中国、オランダ、カザフスタンの争いとなる。

 

男子カーリングで初勝利
 2月13日は、ロシアの男子カーリング史上記念すべき日となった。その日、アイスキューブ・カーリングセンターで、ロシアは、スイスを7対6で破った。ロシアは、終始リードされていたが、最終の第10エンドで4点を奪った。オリンピックの男子カーリングでロシアが勝利したのは初めて。

 ソチ五輪で、いよいよ男子アイスホッケーの熱戦の火ぶたが切って落とされた。ロシアは、スロヴェニアと対戦し、5対2(2:0, 1:2, 2:0)で勝利した。アレクサンドル・オヴェーチキンが、試合開始2分に早々とゴールを決め、ほかに、エフゲニー・マルキン、イリヤ・コヴァリチューク、ヴァレリー・ニチューシキン、アントン・ベローフが、得点を挙げた。

 ロシアのジネトゥラ・ビリャレトジノフ監督は、対戦した両チームの選手のプレーを厳しく分析しつつ、予選A組での初勝利についてこう語った。

 「これからは、もっと速やかにゲームを把握し、正しいプレーを妨げている点を修正しなくてはなりません」。なお、同監督は、次の試合で布陣を変えるつもりはないという。

 

リュージュとバイアスロンでメダル

 2月13日は、リュージュとバイアスロンでも、ロシアにメダルがもたらされた。リュージュのチームリレー決勝では、一人乗りのタチアナ・イヴァノワとアリベルト・デムチェンコそして二人乗りのアレクサンドル・デニシエフ&ウラジスラフ・アントーノフ組から成るロシアは、首位に一秒余り遅れて二位となった。金メダルは、この競技で圧倒的な強さを見せるドイツ、銅メダルは、ラトヴィアが獲得した。

 バイアスロンの男子20キロ個人では、ロシアのエフゲニー・ガラニチェフが、銅メダルに輝いた。一位は、12,5キロ追い抜きでも優勝しているフランスのマルタン・フールカデ(フランス)、二位は、エリック・レーサー(ドイツ)。ガラニチェフの銅は、ロシアにとって今大会10個目のメダル。

 

プルシェンコ棄権…
 晩に行われたフィギュアスケートの男子シングル・ショートプログラム(SP)では、ドラマが待っていた。なんと、ロシアのエウゲニー・プルシェンコが、練習中に腰の痛みを感じて棄権することに。アレクセイ・ミーシン・コーチは、こうコメントしている。「団体戦後、彼は、体調不良を感じていましたが、それほどでもないので、私たちは、競技を続けることにしました。昨日の練習中、何度か四回転ジャンプでとてもひどい転倒をしました。彼は、なんとか痛みを堪えて滑っていたのですが、結局、私たちは、最後まで行き着くことができませんでした」

 プルシェンコは、「12回の手術は、余りにも多すぎる」として、アマチュア引退を表明したが、フィギュアスケートは今後も続ける予定で、「アイスショーに出ます。もう新しい演目を準備しています」と述べた。

 エフゲニー・プルシェンコは、この種目の唯一のロシア代表。アレクセイ・ミーシン・コーチは、この場合、規則上出場選手を交代させることはできなかったとしている。

 

ボランティアが練習中のボブスレーに衝突し重傷

 大会7日目は、リュージュやボブスレーの会場であるサンキ・スライディングセンターで、ボランティアの一人が練習滑走中のボブスレーに衝突するという惨事が発生した。その人は、両足を骨折し、病院へ搬送された。衝突は、ボブスレーコースの制動ゾーンで起こったという。オリンピック組織委員会と競技施設の広報係は、今のところコメントを控えており、現在、五輪の競技と練習を監理している国際ボブスレー・トボガニング連盟(FIBT)による公式の説明が待たれている。

 これまでの総合成績で、三強は、ドイツ、カナダ、ノルウェー、ロシアは、依然として7位のまま。

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