オリンピック大会15日目

「氷山」を溶かす

大会15日目、ロシアには金メダルが2つもたらされた。「アイスベルク(氷山)」パレスのヒーローになったのはロシア代表の安賢洙。=ロシア通信撮影

スケートショートトラック

 「アイスベルク(氷山)」パレスで夜行われた男子500メートル決勝では、安賢洙(アン・ヒョン・ス)が圧倒的な強さを見せ、ロシアに8個目の金メダルをもたらした。安は中国の武大靖(ぶ・たいせい)とカナダのシャルル・コルノイエをかわし、41秒312で優勝。滑りだしはこの勝利を確信させるものではなく、他の選手より少し出遅れ、しばらく最後尾にいた。だがその後、見事な追いぬきを見せた。これは安の選手生活において5個目の五輪金メダル、またロシア代表として2個目の五輪金メダルである。その他のロシア代表のセミョン・エリストラトフは15位、ウラジーミル・グリゴリエフは16位だった。

 優勝劇はこれで終わりではなかった。安、エリストラトフ、ルスラン・ザハロフ、グリゴリエフで挑んだ男子5000メートル・リレー決勝でも、五輪新記録の6分42秒1をマークして、金メダルを手にした。

 

バイアスロン

 女子4x6キロメートル・リレー決勝でもロシア代表が活躍。オリガ・ヴィルヒナ、オリガ・ザイツェワ、ヤナ・ロマノワ、エカチェリーナ・シュミロワが、銀メダルを獲得した。使用した追加カートリッジは4つ。トップとの差は26秒4だった。

 金メダルを獲得したのは、国が政情不安におちいっているウクライナ。ビタ・セメレンコ、ユリア・ジマ、オレーナ・ピドルシュナ、ワリ・セメレンコは、この勝利を国にささげた。ウクライナのバイアスロン史上初の金メダルである。銅メダルを獲得したのはノルウェー。

 エカチェリーナ・シュミロワはソヴェツキー・スポルト紙の取材に対してこう述べた。「すべてを正しくこなした。悔いることはまったくない。できることをすべてやった最大限の結果。この銀は金より貴重!」

 

スキーフリースタイル

 女子スキークロス決勝では、ロシア代表のユリヤ・リヴィンスカヤが11位に終わった。金メダルはカナダのマリエル・トンプソン、銀メダルは同じくカナダのケルシー・セルワ、銅メダルはスウェーデンのアンナ・ホルムルンド。

 

スキーアルペン

 女子回転決勝で、ロシア代表のクセニヤ・アロピナは23位だった。金メダルを手にしたアメリカのミカエラ・シフリンとの差は7秒02。銀メダルはオーストリアのマルリース・シルト、銅メダルはカトリン・ツェッテル。

 ロシア代表はメダル獲得数でノルウェーに次ぐ2位に浮上。金メダル8個、銀メダル10個、銅メダル7個の計25個になった。

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