オリンピック大会有終の美

メダル獲得総数は33個

大会16日目、ロシア代表は金メダル2個と銅メダル1個を獲得した。=ロイター通信撮影

 

バイアスロン

 オリンピック終了間際、バイアスロンのロシア代表がファンを喜ばせた。男子4x7.5キロメートル・リレー決勝で、アレクセイ・ヴォルコフ、エヴゲニー・ウスチュゴフ、ドミトリー・マルィシュコ、アントン・シプリンが金メダルを獲得。最終走者を務めたシプリンの尽力が、栄えある優勝を決定づけた。銀メダルを獲得したのは3秒5差でゴールしたドイツ。銅メダルはオーストリア。バイアスロン・ロシア代表のメダル獲得は1988年カルガリー冬季五輪以来となるため、とても大きな意義を持つ。

 ウスチュゴフはRスポルト通信の取材に対してこう答えた。「喜び以外のどんな感情があり得るのかな。長い間を置いて、ようやくリレーの勝利の伝統を復活させることができた。すべてが終わり、勝利して幸せだけど、20日間の過酷な日々を過ごした後だから空虚感もある。今後のスタートのエネルギーは今蓄えはじめたばかり」

 

スピードスケート

 女子チーム・パシュート決勝で、オリガ・グラフ、エカチェリーナ・シホワ、ユリヤ・スココワの3人組みが銅メダルを獲得した。準決勝でポーランドに負けた後、3位決定戦で日本より2秒84早くゴールし、メダルを手にすることができた。

 この種目で初の金メダルを獲得したオランダは、五輪記録も更新した。

 

スノーボード

 男子パラレル回転決勝で、ロシアに帰化したアメリカ人選手、ヴィック・ワイルドが、ソチ五輪では自身2個目となる金メダルを獲得した。一大会で2個の金メダルを獲得したスノーボードの選手は初めて。銀メダルはスロベニアのジャン・コシル、銅メダルはオーストリアのベンジャミン・カール。

 最終日となる大会17日目、ロシア代表は金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル1個を獲得した。

 

クロスカントリー

 17日目はいきなりのメダルラッシュにわいた。男子50キロメートル・マススタート決勝でロシアは表彰台を独占。アレクサンドル・レフコフが金メダル、マクシム・ヴィレフジャニンが銀メダル、イリヤ・チェルノウソフが銅メダルを獲得した。

 後半すでに快調な走りを見せていたが、ゴール直前に3人がリードを奪った場面がもっとも印象的だった。この時にロシア勢と争っていたのはノルウェーのマルティン・ヨンスルッド・スンビのみで、最後の150~200メートルのところで遅れをとった。チェルノウソフとの差は0秒2。

 レフコフはこうコメントしている。「団体戦術は特になく、ゴール直前でまとまった。この時は自分のことしか考えていなかったから、まわりを見る余裕なんてなかった。私は今のところ、クロスカントリーの王などではないよ。30キロメートルでは勝っていないし。昨日のバイアスロンの優勝を見た後で、2位とか3位になることなんて想像できなかった。金メダルをつけたシプリンとマルィシュコが一晩中夢に出てきたんだ」

 

ボブスレー

 アレクサンドル・ズブコフとアレクセイ・ヴォエヴォダが2人乗りで金メダルを獲得していたことから、男子4人乗り4回戦でも勝利が期待された。その期待を裏切ることなく、ズブコフ、ヴォエヴォダ、アレクセイ・ネゴダイロ、ドミトリイ・トルネンコフの4人は、今大会13個目の金メダルをロシアにもたらした。銀メダルはオスカルス・メルバルディス率いるラトビア、銅メダルはスティーブン・ホルコム率いるアメリカ。

 ズブコフはチャンピオナト・コムの取材に対してこう答えた。「どんな状況でも克服しなければならない。ラトビアはすべてを正しくこなし、滑りだしも良かったが、うちの動きの方が優れていたことが証明された。2人乗りよりも今日の戦いの方が激しく、それぞれのタイムも近かった。私たちが理解していたのは、ダッシュが最終的な結果に大きな影響を及ぼすこと。それぞれの戦いでやれることをすべてやるようにしていた」

 開会式で旗手を務めたズブコフは、今後についてこう話した。「今後続けるかどうかについて、今はただ休んで英気を養いたいだけ。引退したいなんて誰にも言ってない。健康なら、そのままスポーツのキャリアを続ける」

 アレクサンドル・カシヤノフ率いるチームは4位、ニキータ・ザハロフ率いるチームは15位だった。

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