パラリンピック大会2~4日目

初日からロシア代表はメダルラッシュ

バイアスロン男子7.5キロメートル座位で、ロマン・ペトゥシュコフが優勝=ロシア通信撮影

3月8日

 パラリンピック最初の種目となった、アルペンスキー女子滑走視覚障がいでは、アレクサンドラ・フランツェワが銅メダルを獲得。この直後に、別の種目でさらにメダルが2個もたらされた。バイアスロン女子6キロメートル座位でスヴェトラーナ・コノワロワが銀メダル、アルペンスキー女子滑走立位でインガ・メドヴェージェワが同じく銀メダルを獲得した。メドヴェージェワは「ロシースカヤ・ガゼータ(ロシア新聞)」の取材に応じ、ロシア・パラリンピック組織委員会に感謝の意を表しながら、こう話した。うちのような遠征や用具を許容できる代表チームばかりではない」

 ロシアの1個目の金メダルもすぐにもたらされた。バイアスロン男子7.5キロメートル座位で、ロマン・ペトゥシュコフが優勝。ウクライナのマクシム・ヤロヴイは8.2秒差で準優勝、日本の久保恒造は3位だった。自動車事故で両足をなくしているペトゥシュコフは、「タス通信」の取材にこう答えた。「ケガのおかげで人生が良い方向に向かった。以前は呑気で、人生で何も必要としていなかったし、別に努力する必要なんてない、なるようになるって思っていた。パラリンピックの選手になってすべてが変わった。今大会ではあえてメダル獲得数を意識せず、神からメダルを頂戴する」。

 次に行われたバイアスロン女子6キロメートル立位でも、アリョーナ・カウフマンが金メダル、アンナ・ミレニナが銀メダルを獲得。カウフマンは「ソヴェツキー・スポルト」紙のインタビューにこう答えた。「良いスタートが切れてとても嬉しい。これからもすべてが順調であることを願う」。

 バイアスロン男子7.5キロメートル立位では、ウラジスラフ・レコムツェフが優勝。「Rスポルト」紙がこうレコムツェフの言葉を伝えている。「射撃が一番難しく、これを克服することが大切だった。すべてがうまくいった」。同じ種目でアザト・カラチュリンが3位になった。

 バイアスロン女子6キロメートル視覚障がいでは、ミハリナ・ルィソワが金メダル、続いてユリヤ・ブダレエワが銀メダルを獲得した。バイアスロン男子7.5キロメートル視覚障がいでは、トップでゴールしたウクライナのヴィタリー・ルキヤネンコに続き、ニコライ・ポルヒンが2位になった。

 

3月9日

 大会3日目のクロスカントリー男子15キロメートル座位では、ロマン・ペトゥシュコフが金メダルを獲得。さらにイレク・ザリポフが銀メダル、アレクサンドル・ダヴィドヴィッチが銅メダルと、ロシア勢が表彰台を独占した。

 アルペンスキー男子スーパー大回転立位では、アレクサンドル・ブガエフが銅メダルを獲得。金と銀はどちらもオーストリアの選手(マルクス・ザルヒャーが1位、マティアス・ランジンガーが2位)だった。

 クロスカントリー女子12キロメートル座位では、スヴェトラーナ・コノワロワが銅メダルを獲得。金メダルはウクライナのリュドミラ・パヴレンコ。

 車椅子カーリングの予選リーグでは、ロシアがフィンランドに7:4で勝利した。

 

3月10日

 大会4日目のアルペンスキー女子スーパー大回転視覚障がいでは、アレクサンドラ・フランツェワが2位になり、もうひとつのメダルを手にした。この種目で優勝したのは、イギリスのケリー・ギャラガー。フランツェワはこの結果を残念がっている。「1位を目指していたから。でもあと3種目あるからがんばる」と述べた。

 クロスカントリー男子20キロメートル・クラシカル立位では、ルシャン・ミンネグロフが金メダル、ウラジスラフ・レコムツェフが銅メダルだった。銅メダルはフィンランドのイルッカ・ツオミスト。ミンネグロフはこう述べた。「3周目で50秒差になっていたから、メダルを取れると思った。がんばって粘れば、手にできるとわかっていた」。

 クロスカントリー男子20キロメートル・クラシカル視覚障がいでは、スタニスラフ・チョフラエフが銀メダルを獲得した。この種目ではカナダのブライアン・マッキーバーが金メダルを手にした。

 クロスカントリー女子15キロメートル・クラシカル立位ではアンナ・ミレニナが銅。金のスウェーデンのヘレーネ・リパとの差は1分38秒1だった。

 クロスカントリー女子15キロメートル・クラシカル視覚障がいでは、エレーナ・レミゾワが金、ミハリナ・ルィソワが銀だった。銅はベラルーシのヤドヴィガ・スコロボガタヤ。

 車椅子カーリングでは韓国に7:5、アメリカに6:5で勝利した。

 この3日間でロシア代表は金メダル7個、銀メダル10個、銅メダル7個を獲得した。

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